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たるたる日和
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[ゲーム]英雄伝説VI 空の軌跡SC(PSP)
こんにちは。

ようやく「英雄伝説VI 空の軌跡SC」をクリアしました。最後は終わらせるのが寂しかったな・・。このゲームは、SC(セカンドチャプター)という名称のとおり、FC(ファーストチャプター)の続編にあたります。FCの衝撃的なラストシーンの続き、とも言えるかもしれません。

シナリオなどの感想は、FCをやったことのない方やFCをやっている最中の方などが知りたくない内容をなるべく避ける形で書いていこうと思います。僕自身、FCをクリアした後、既にパソコン版で発売されていたSCの情報を極力シャットアウトして、このPSP版SCの発売を待っていたので。

正直、パソコン版ではFCとSCの続編にあたるらしい3rdが発売されたり、パソコン版でプレイする誘惑にとてもとても駆られたものですが、クリアデータの引継ぎもありますし、FCで自分が育てたキャラクターをSCに連れて行きたかったので我慢しました。ほんと発売日まで長かったです・・。



見た目は、前作FCの舞台であったリベール王国が今回も主な舞台となりますし、グラフィックのレベルも前作FCと大差ありません。「そのままの」リベールに帰って来た・・というのが最初に感じた率直な気持ちです。

この空の軌跡シリーズは、おかしな表現かもしれませんが使い捨てというものがほとんどありません。一回立ち寄った街は再び訪れることになりますし、そこに住む人々もそれぞれの生活の営みを感じさせてくれます。登場人物も、またしかりです。

ストーリー的には、続編ということで前作FCよりもスケールの大きなお話になっています。その反面、「戦い」にバランスが少し傾いた感があり、ひとつひとつの街を巡って、そこの人たちとの話を楽しむ派の僕としては、少し物足りない部分もありました。

でも、全体的にみれば、伏線の張り方と回収の仕方、魅せるシーンの見せ方、ラストへの盛り上げ方、そしてエンディング。どれととっても高いレベルにあります。良いところも悪いところも前作ゆずりであり、前作FCを楽しめた方ならば安心して遊べるデキだと思います。



私観ではありますが、この空の軌跡シリーズは、とにかく挨拶の好きなRPGだと思います。新しい街に着いたら、あの人にはこの前お世話になったから挨拶にいこうとか、いざ街を出発するとなると、お別れの挨拶をしていこうなんて、挨拶してまわってるだけで楽しいRPGです。

ストーリー上決められている重要なものもありますが、だいたいがキャラクターの意思にまかされており、「やあ、ひさしぶり」なんて他愛のないやりとりがそこで展開されます。それがこの空の軌跡シリーズ全体をつつむ暖かい雰囲気に一役買ってるんじゃないかと思います。

各地をおつかいのように巡ることもありますが、任務を迅速に遂行するだけではなく、あの村は、あるいはあの人たちは、安全に暮らしてるかな・・なんて様子を見に行ってみたり。

怪盗Bの挑戦状も、またかい!と思いつつも、この街にはこんなところがあったのかぁ、なんて新しい発見もあったりして楽しめました。ブレイザークエストやその他のクエストもそうですが、ゆとりをもって遊んでもそれに応えてくれる、丁寧な作りがうれしいです。おかげでプレイ時間が80時間を越えてしまいました。普通にプレイすれば50時間くらいかな?それでも膨大なボリュームですよね。

3rdへの伏線なのか、回収されないままの伏線も多く、このSCでいったん物語は大団円を迎えたと思いつつ、3rdもやってみたくなってきました。3rdもPSPに移植されるのでしょうか。う~ん、またリベールに戻ってきた!と思うときがくるのかな^^
by lars.ff11 | 2007-11-28 00:35 | 音楽&ゲーム