人気ブログランキング | 話題のタグを見る
たるたる日和
larsff11.exblog.jp

FF11 タルタルLiutoの活動記録などなど。リンクフリーです。

by lars.ff11
リンク集
お気に入りブログ
カテゴリ
以前の記事
最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
[ゲーム]サモンナイト4(PS2)
こんにちは!

阿部首相の辞任会見は、いじめられっ子が転校するときのあいさつ会のように見えてしまったのは僕だけでしょうか。仕事面で20年度の再チャレンジ政策関係の予算(ウチの機関の分)を、今まさに作っていただけにナニソレって感じです・・。どうなるんだ、再チャレンジ!?

スキャンダルと言っても、ナントカ還元水とか、事務所経理問題とか、なんかセコイ問題ばかりで、政局に上手く使われて翻弄されてしまった感がぬぐえません。それだけに、最後の花道(?)として、今回の臨時国会で堂々と政策を推し進めて欲しかっただけに残念です。

今後はどうなるんでしょ。福田元官房長官は顔つきが変わってきましたね・・。小泉首相もそうでしたけど、首相の座が近づくと顔にでるのかなぁ。えと、政治について語りだすと止まらなくなってくるのでこの辺で!



つい先日、サモンナイト4をクリアしました(出だしとかけ離れた話題ですみません^^;)。

サモンナイトシリーズは、かわいい絵柄でメジャーになった作品ですが、実際のところS-RPGとしては硬派な作りですし、ストーリーはかなりダークな路線を走っています。召還術がテーマのシリーズですが、召還術がもたらす繁栄の裏に隠された「罪と罰」について、登場人物の葛藤を交えて描くスタンスなんですよね。そのギャップがこのシリーズの魅力だと思います。

ただ、前作の「3」は、話が暗くなりすぎて、プレイしていて疲れてしまうところもあったので、その揺り返し(?)で、それなりに明るさを取り戻したストーリーは個人的にはよかったです。全体的な感じとしては、「響界種」という新しい要素を加えつつ、「1」に原点回帰したような内容です。今回の悪者はインテリ「バノッサ(1の敵役)」ってな感じですし。

また、登場人物をしぼったおかげで、それぞれのサブキャラクター達がよく動いていましたし、前作のキャラクター達がちらほら出てくるのもうれしかったです。シリーズ定番の「夜会話」も登場人物をしぼったおかげで、ハズレ(すぐに終わっちゃう夜会話)がなくなったみたいですし。

前作のキャラクターが出てくることによって、この作品がシリーズのどの時間軸に存在するのかがわかりますし、ちらっと後日談が明かされるのも、シリーズのファンとしては嬉しいところです。

唯一、シリーズ定番の番外編がなかったのは残念でしたけど・・。ラストバトルの後に、軽い「メイトルパ編」なんてのがあったら嬉しかったかも!(ないけどね)



今回、大きくシステムの改善がなされたバトル面は、大幅に進化したと思います。グラフィックがちまちましていたのを払拭した演出面はもちろんのこと、1~3で完成されたと思われたバランスを大幅に見直したことが大きいと思います。

以前は移動力3~4マスが主流だったのですが、今回前衛では5マス移動は当たり前、6マス&7マス移動もできてしまいます。その結果、召還士優位だったバランスが修正され、直接攻撃系のキャラクターの活躍する場が広がっています。さらには、必殺技が各キャラクターに用意されましたので、一気に間合いを詰めて一撃のもとに召還士を倒すことも可能です。逆もまたしかり。

強力な召還術で、敵を一網打尽にする楽しさ(!)は少なくなってしまいましたが、いかに召還士や後衛を守りながら攻めを構築していくかという楽しさは増しました。詰め将棋チックになったといった方がいいかもしれませんね。



ブレイブクリア(レベルを上げすぎず推奨レベルでクリアすること)を目指すならば、単純な力押しは通用しません。同数vs同数の真っ向勝負では、押し負けてしまうほど敵が強いです!なので、召還術とのコラボレーションを有効利用しなければ勝機はないでしょう。

後半になるほど敵の防御は固くなっていきますが、そこを突き崩すのが楽しめる人ならば、十分楽しめるデキだと思います。蛇足ですが、主戦場をどのあたりに据えるかで、大きく難易度が変わってくると思いますよ。乱戦なりにくい、大きな障害物があるあたりに敵をうまく引き込めるかが勝敗を分けた面が多かった気がします(あくまで僕のやり方の場合ですよ)。

上で書いたように、登場人物が絞られているので、当然使えるキャラクターは限定され、あまり編成する楽しみはありませんでしたけど・・。そのかわり、育て方によってはいかようにも変化するシステムは面白かったです。

登場人物の一人セイロンは、最初物理・召還どっちつかずのキャラなんですけど、「人生やり直しシステム」でLv1に戻して、MAT(魔法攻撃力)に全てのボーナスをふったら、最終的には鬼属性Sランクの召還士に育ってくれました。選ぶ楽しさが少なくなった分、「使えないキャラ」というのが出にくいつくりになった感じです。



今回、主人公は宿屋の店主で、多彩な料理を作ることができます。それはHPが回復するようなものであったり、召還獣を成長させるものであったりします。ただ、この料理の素材を確保するには、ミニゲームなどをバランスよくクリアしていく必要があります。

僕はけっこうミニゲームが好きなので良かったのですが、本編だけを楽しみたい!という人には苦痛かもしれませんね。ミニゲームをプレイした蓄積が本編にも影響してくるので、そのあたりは評価が分かれるかもしれません。あくまでミニゲームは息抜きとしてあって欲しかったな、と僕ですら思いますしね。

ミニゲームのひとつに「ガーデンパズル」というのがあります。僕はこのミニゲームだけで10時間くらい格闘したかもしれません!クリア時の総プレイ時間が60時間でしたので、だいたい6分の1です。パズルは、中盤が一番難易度が高いかもしれません。何度挫折しそうになったことか・・。後半、黄色い花にかわった途端に難易度ががくっと下がりますけどね。



いろいろ良かったところやものたりないところもありましたけど、やはり有名シリーズとあって全体的に良くできていて、S-RPG好きならば誰にでもオススメできる作品だと思います。最後の戦いに行くときに、一抹の寂しささえ覚えましたから。ああ、終わっちゃうのか・・と。

仮に「5」が発売されるとしたら、リィンバウムを飛び出して冒険が進行するかもしれませんね!そんな、次への期待も抱かせる作品でした^^

今日はこんなところで。では!
by lars.ff11 | 2007-09-18 00:09 | 音楽&ゲーム