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たるたる日和
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[映画]M:I:III
期待を裏切らない映画でした。良い意味でも悪い意味でも。

テンポの良い進行と、血がちび散るなど残酷表現を抑えつつ、派手で見ごたえのある画面作りはさすがです。アクション映画が好きな方は満足できる作りですし、そうでない人にも入場料分くらいの満足感を感じさせてくれます。まさにハリウッド・スタンダード!

厳しい意見としては、緻密な作戦立案から幾多の予想を超える障害とトラブルを乗り越えて、インポッシブル(不可能)とよばれるミッションをクリアしていくのが、このシリーズの醍醐味だと思うのに、最後のビルに侵入する作戦は、雑もいいところで妙にリスキーなアクションだけが浮いちゃってましたね。一応伏線は張ってありましたけど・・ちょっと残念。

あと、恋人を人質にとられるシーンが冒頭にあるのですが、そこで泣きながら恋人の命乞いをするのはどうかな・・と思う。敵はハント氏を殺したくて恋人を捕らえているわけで、ハント氏を殺したら用済みの恋人を無事に解放する可能性は低いですよね。それなのに、犯人の要求にすべて応じて恋人の命だけは・・と言っているシーンはちょっと違う気がする。あそこはあえて駆け引きを挑みながら両方とも助かる手段を残しておくのがプロのミッショナーなんじゃないかなぁ。

漫画幽遊白書で「お前馬鹿か・・人質は生きているから意味があるんだよ・・ときにはどうでもよくなることもあるんだぜ」なんていうセリフはちょっとハント氏にはあわないけど、それくらいの抵抗はして欲しかったかなと。アメリカ人の好きな「家族を先に助けてくれ!」って叫ぶ凡百の映画と同じに見えてあそこは白けましたね。

でもIとIIの要素を併せ持ったまさに集大成というべき内容だったので、見ごたえはありましたよ。まだ観ていない人は観にいってみるのもよいかもしれません^^

(2006年 アメリカ)
by lars.ff11 | 2006-07-10 22:33 | 音楽&ゲーム