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たるたる日和
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スペインvsウクライナ
スペイン 4 – 0 ウクライナ
6/14 H組 ライプチヒ







中盤を制したチームが勝利する。

今大会はなんだかそんな当たり前のキーワードがぴったりきますね。中盤からのプレスで守備をするのは当たり前で、そこから高いパス能力を駆使してボールを圧倒的にポゼッションして攻撃し続ける。

技術で劣っている方はパスがつながらず、次第に陣形が崩れて防戦一方になる。この試合はスペインの中盤のシャビとシャビ・アロンソを中心としたの優れた技術がウクライナを圧倒していました。

リヴァプールのシャビ・アロンソなどはほんと現代サッカーの申し子とでも言うような選手。高いポゼッション能力と中盤でのハードな守備を兼ね備えた選手が、今後中盤のキーになりそうですね。トップ下が攻撃とボランチが守備というように兼業する時代は完全に終わったのかもしれない・・。

この全員が攻撃・守備のできる中盤は流動性がたかく、これを生かした細かいパスワークというものはこれまでのスペインに見られなかったものです。チーム全体に絶大な安定感をもたらしていましたね。まだ真の強豪と戦っていないのでわかりませんが、スペインは非常に良いチームであることは間違いない。今回はかなりのところまで勝ち進むんじゃないかな。

4点目のプジョルの攻め上がりは見事でしたね。彼が真ん中で守備しているのがいまだに違和感がありますけど、センターバックのくせに(!)あの迷いのない攻めあがり。もちろん3点リードしているという状況はありましたが、ああいうチームの流動性もスペインのひとつの魅力ですね。

アナウンサー氏が言っていましたが、前回大会に出てた選手がGKカシージャス含めて3人しかいないのですか。セナなど帰化選手も有効に機能していたし、今回のスペインはひと味違う。強豪と呼ばれている国が順調に勝ち星をあげた初戦ラウンド。トーナメント本戦はすごいことになりそうです。

それにしても3点目のレッドカードPKは残念だったなー。ユニホームひっぱっていたことは事実ですが、あそこで試合を終わらせてしまいました。あそこからは試合じゃなくてフェスティバルですよ。ウクライナの奮起に期待してます。
by lars.ff11 | 2005-06-15 00:49