たるたる日和
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カテゴリ:映画( 4 )
[映画]涼宮ハルヒの消失
こんにちは。

桜が咲いた後に雪が降ったかと思えば、ゴールデンウィークはげんなりするくらいの暑さ(晴れが多かったのは嬉しかったけど)。今年の春は期間が短いかもしれませんね。気付いたら終わってた的な。贅沢かもしれないけど、なんか寂しいです・・。

年度末進行の仕事にようやく先が見えてきて気分が楽になってきたので、何本か映画でも観ようか~と思いたち、ちょこちょこ観てまわりました。その中の一本がこの作品。



まず、この作品は特殊な映画だと思います。

原作の小説で言うと1~3巻、TVアニメでいうと1期と2期全て、そういったハルヒシリーズ(の予備知識)をひととおり楽しんだ人でないと、「?」となるシーンが散在します。そういった意味で万人向けではないです。

普通、TVシリーズ等が映画化される場合、シリーズを観たことのない人に対してフォローを入れる場合がほとんどですが、この作品ではそういったフォローは特になかったように思います。それだけ原作に忠実だったとも言えますけれど。

というのは、この映画の原作である小説4巻の最大の特徴は、なんと言ってもスピード感であり、それを生かすために無駄なものを省いた結果、こうなりました!というようにもとれるからです。それだけスムーズな進行で、時間配分もバランス良く、練りこまれた構成でした。正直、原作小説よりも構成面では断然優れていると思います。

上のようなこともあり、まったくの初見で単品として観るのはつらい作品ですが、シリーズのファンに対してという明確な意思の下で作られており、その潔さがこの作品の一番良いところかもしれません。

さらに言えば、映画館に足を運ぶのは、原作小説4巻をすでに読んでいる方がほとんどでしょう。すでにストーリーの筋はすべてわかっている中で、どう映画として展開していくのか?そういうところを楽しむ作品だとも言えます。そういう意味では、その期待に十分に応えるデキでした。


原作小説4巻「涼宮ハルヒの消失」は、シリーズの中で白眉ともいえる位置づけです。はっきりいって、1巻はともかく、2・3巻は凡作だと僕は思います。つまらなくはないが、面白さが安定していない。この4巻の面白さがなければ、シリーズを最新巻まで読破することも、多分なかったでしょう。なんせ、読み始めたら止まらず、最後まで一気に読まされてしまいましたので!客観的に観ても、シリーズで最も優れた作品だと思います。

その映像化ということで、期待しないほうがウソというものです。TVアニメを見ていて、特に画面構成の巧さと脚本構成のすばらしさに、素直に感銘を受けていたので、どう料理するのか興味津々でした。

面白かった!と言ってしまえばそれまでなのですが、特に原作のスピード感を大事にして、謎解きの糸口をつかんだところから、一気に観せるところはさすがです。演出面で多少狙いすぎた(?)ところもありましたが、おおむね想像どおり。エンディングのあとのささやかなオマケも良かった。全ての面においてハイレベルなエンターテインメント作品でした。

次はDVDをレンタルしてゆっくりみたいなぁ。



正直、上でも書いたとおり、興味津々ではありましたが、映画を見に行くかどうかはずいぶん迷ったものでした。

2年位前だったかな・・ハルヒシリーズが大きなムーブメントをおこしているのに興味をひかれ、第一期TVシリーズを全部観てみて、確かに面白いけどそんなに騒ぐほどかなぁ・・と消化不良気味だったので、原作小説を読んでみて、原作小説4巻「涼宮ハルヒの消失」を読み終わってシリーズのファンになりました。

それから、第二期TVシリーズがはじまり、HDDに録画して少しずつ楽しんでいました。1話目の「笹の葉ラプソディ」から「エンドレスエイト」、「溜息」と続く内容でしたが、はっきり言って遠大な番宣にしか見えませんでした。「笹の葉ラプソディ」を観たときには、「消失」までTVでやるのかと楽しみにしていたのですが・・。

「エンドレスエイト」の演出自体は悪くないと思いますけど、貴重な時間(12~3話)がどんどん減っていってしまうという悲しさの方が大きくて、結果的には失敗だと思います。あれ8回やったはずですが、2~3話でカウントして、その分他の話をやってくれればすごく良かったのに。物理的に不可能だとは思いますけど。

そんなわけで、戦略に乗せられているみたいで嫌だなぁ・・という気持ちも強かったのですが、興味が勝っちゃいました。映画を観た後は、観てよかったなとは思いましたけどね。

ハルヒシリーズは、SFモノ、タイムトラベルモノ、超能力モノが、それらのジャンルの壁を破壊する超がつくほどの活力を持つハルヒというキャラクターによって、一緒くたになっっちゃってるところが最大の魅力だと思います。シリーズを見たことのない方は是非ご覧になってみてください。作品群として高いレベルにありますので、特にSFが好きな方は楽しめるんじゃないでしょうか。

それにしても、そろそろ最新刊の「驚愕」を発売して欲しいです(笑)。
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by lars.ff11 | 2010-05-07 23:45 | 映画
[映画]私は貝になりたい
こんにちは。

最近は、クリスマスを楽しく過ごす下準備をしつつ、宝くじを買い、お年玉の用意をし、年賀状の作成を進めてます。この文化的ちゃんぽんな時期になると、ほんと日本はのー天気というか平和な国だなぁとつくづく思います。要はお祭りごとが好きなんだよな。たぶん!

・・っていう流れでもないのですが、戦争がらみの映画である「私は貝になりたい」を観てきました。散々宣伝でやっていて知っていたのと、今年の紅白は「貝」の主演2人組であると聞き、なら話題的な面で観ておいても良いかな・・という気になったのです。

そうでなくても、年の瀬はいろんな映画が封切りされますからね~。映画の季節とも言えます。観終わった感想は、無意味なほどに暗い映画だったなという虚脱感です。理不尽さを脚本の前面に出しているのはわかるんだけど、ラストがな~、う~ん・・って感じです。ただ、映画としては、描きたい場面は描ききっていると思うので、1800円損した!というほどではありませんが。

配役は、さすがTBSというところで、有名人がこれでもかと出てきます。主演の中居さんは、表情が豊かで親しみやすさがあり、とても人間くさいところが好印象です。知名度に恥じない、すばらしい演技だったと思います。タレントを離れたところでの中居さんは、なんでもソツなくこなすクールな木村さんとは、また違った良さのある俳優ですよね。

仲間さんは、「重要なんだけど地味な女役」をやらせたら右に出るものはいないのではないでしょうか。別にけなしているわけでなく、仲間さんって地味な場面では自分のオーラを消すというか、ほんとうに場面に溶け込んでしまうところがありますよね。それでいて、目元が涼やかで華がある。場面場面での存在感の使い分けが実に巧み。

他のキャストの方も、有名すぎて場面を壊すかと思いきや、自然とおさまる演技の質の良さがあり、彼らの演技は批判されるところはまったくないと言っていいと思います。あるとすれば、有名すぎることくらいかな(苦笑)。

草薙さんの登場シーンは、シリアスな場面であるにもかかわらず、妙なおかしみがありましたし。「そこで出てくるか、オマエ!」みたいな(笑)。

(この先ネタバレ気味です)

「戦犯容疑で逮捕します。」――高知の漁港町で理髪店を営む清水豊松に、突然悲劇が襲いかかった。彼は戦争中、本土防衛のための部隊に配属され戦地にいたが、ある日、撃墜されたB29の搭乗員の処刑を命じられる。歯を食いしばりながら銃剣を突き刺そうとするも、結局怪我を負わせるに留まる。終戦後、やっとの思いで家族のもとに帰った豊松。二人目の子供もでき、家族との平和な生活に戻った彼を待ち受けていたのは、逮捕そして裁判の日々だった…。
~goo映画特集より
もう、この文章を読んだ時点で暗い映画であることは、誰でもわかるというものでしょう、わかってたけどさ(笑)。

それなのに無意味なほどに暗いと感じたのは、ラストでのどんでんがえしが前後の文脈から逸脱していて、ナニソレという感じだったからです。いや、そのどんでん返しがなければ、輪廻転生を思わせる「私は貝になりたい」というタイトルにはならなかったとは思いますが・・。

その辺は各々の感じ方だとは思いますが、別の持って行き方もあったはずなのに!という残念さ(?)が強いのです。他の場面は全部良かったので。

いっそ、大統領に直接手紙を出すとか騒いでいた鶴瓶さんこそが、突然処刑されちゃってもよかったかも。そのほうが理不尽さは薄まるけど、不気味な予兆みたいな「間」が作られたと思うんですよね。余計なことして目をつけられたかもしれない・・なんてさ。雰囲気を継続させるために、もう少し関係のない人の刑が執行されても良かったんじゃないかな、個人的には。

ああ、あとアメリカ人の捕虜は、中居さんが殺したという設定の方が良かったと思う。そのほうが、平和な生活に戻ったときに後ろめたさが出て、法廷の場面でも伏線になったような。腕をかすっただけ・・なんて、はっきり言えば生ぬるい感じがします。理不尽さは強調できますが。

まあ、いろいろ気になる点もありましたが、悪くない作品でした(なんか偉そうでごめんなさい・・)。ただ、今年の作品としては「おくりびと」の方が圧倒的に優っているとは思います。あと、クリスマス前なのでもう少し楽しい映画が観たいならば、少しチープな感じがするけど「ハッピーフライト」の方がオススメです。
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by lars.ff11 | 2008-12-20 01:07 | 映画
[映画]おくりびと
こんにちは。

久しぶりに映画を観てきました。ほんとは夏の映画をどれか1本観たいと考えていたんですけど、どの映画もなんとなく行く気が起きないまま9月に入ってしまいました。「インディー・ジョーンズ」の新作には少し心動かされたのですが、なんだか落ち着いた映画が観たくて。

で、「おくりびと」です。モントリオールでグランプリを獲得したらしいですけど、そんなことはどうでもいいですよ。自分が楽しめれば、それが良い映画なわけですし。ただ、グランプリ獲ったおかげで上映する映画館が多くなり、自分に都合の良い場所を選びやすくなるところだけは〇かなぁ。

この映画は、典型的な日本の映画です。大きな動きや派手な効果音や大掛かりな謎・・なんてものとは無縁で、心理描写をメインに淡々と物語をつむいでいくという。言葉にしてしまうと簡単なのですが、この「淡々と」の部分にほどよい緊張感を行き渡らせるのって、すごい技術だと思います。これが欠けると、ただの眠たい映画になっちゃうので。

物語の題材は、納棺師という聞きなれぬ職業。亡くなった方を、布団からお棺に移すのが仕事です。死体が相手の仕事なので、妻からはなじられ、友人からはうさんくさい目で見られ、街行く人からは臭うと言われ、ろくなことがありません。

ただ、納棺師の仕事には、言葉では表現しがたい美しさがあったのです。プロフェッショナルとは、かくあるものかな。死後硬直で硬くなった手を、ぎゅっぎゅっと手のひらで握り締めて、安らかな姿勢にさせる姿は、実に美しく魅力的。主人公はその不思議な魅力を目の当たりにし、周囲のブーイング(?)に迷いつつも、自分の仕事に誇りを持っていきます。

話の運びにも繊細な職人芸を感じさせますね。偉そうに言わせていただけば、かなりの良作です。ただ、ラストシーンは予定調和というか、ああいった形にしかならなかったとは思いますが、もう少し観客の期待を上回って欲しかったかな。あれを握ってちゃいかんでしょ。しかもスローモーションはあざといでしょ。むー。

主人公は元チェロ奏者ということで、様々な場面で、ものさびしげな旋律が奏でられます。エンディングのテロップ見てて気付いたんですけど、音楽は久石さんが担当されてたんですね。道理で。主人公がクリスマスにチェロを演奏するシーンは、おいおい場をしんみりさせてどうする!と笑っちゃいましたが。

この映画はこういうユーモアがちりばめられていて(特に序盤)、ワンテンポおくことで観ていて疲れを感じさせませんし、それがシリアスな場面を引き立たせてもいて、使い方がうまいですね。

ああ、やっぱり広末はかわいいです。基本的にじみーな映画なので、彼女のような華のある方がいないとバランスとれないというのもありますけど、ほとんどひとりで「華」の部分を担当できるのってすごいなーと素直に感心しちゃいました。

ひいきめもあるかもしれませんが(´з`)y-~
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by lars.ff11 | 2008-09-18 23:54 | 映画
[映画]最高の人生の見つけ方-The Bucket List-
こんにちは。

久しぶりに映画を見てきました。最近、なかなか上映時間に映画館に足を運ぶことができなかったのもありますが、どうしても見たい!と思える作品がなかったというのもあります。この「最高の人生の見つけ方」も、消去法で見に行くのを決めたので、もうしわけないのですが大して期待もしていませんでした。

が!なかなかよくできているじゃないですかー。

末期癌の患者2人が、棺桶に入る前にやっておきたいことリストというものを作り、周囲の反対を押し切って旅に出かけるというストーリーなのですが、映画のテーマが生と死に偏り過ぎず、最期は悲しい結末ながら、さらりとした印象の好作品に仕上がっています。

「最高の人生の見つけ方」という邦題ながら、人生という大きなくくりを考えるよりも、もっと身近なこと、「与えることは与えられることだ」ということが中心に置かれているように感じました。そのため、主人公2人組のカーターとエドワードのかけあいの軽妙さや、棺桶リストをひとつ消化するたびにカットインされる両者の心のあり方などが、実にストレートに伝わってきます。なんていうか、等身大なんです。

誰かを救うことが結局は自分自身を救うことになる、というのは少々陳腐なテーマかもしれません。ただ、この作品の主人公2人組は対等な友人であり続けます。どちらかが一方に甘えることなく、両者とも自立した思考を持ち、お互いを認め合っている。そこがとても清清しいのです。

人に手を差し伸べるのは美しい行為かもしれません。ただ、どちらかが一方に甘えてしまうと、関係そのものがゆがんでしまう、人としての尊厳が保てなくなる、そういった部分も描いているところがこの映画のステキなところです。こういう考え方って好きです。

映画全編にわたって、主に主役2人組の軽妙なやりとりもこの映画の魅力でしょう。大人のユーモアというか、クスリと笑わせるしかけが満載です。シリアスな場面でもユーモアを忘れない姿勢と、楽しみつつも寂寥を漂わせるところも、実に人間くさいです。

終盤にあるエドワードの演説の場面では、思わず胸にこみ上げるものがありましたよ。ただ、全体的に軽妙な作りですので、かんどーーーーー!ってわけでもないのです。暗くなりすぎないよう、基本的に淡々としているので、盛り上がりに欠けるところは仕方のないことかもしれませんね。

もう公開している映画館は少ないかもしれませんけど、この時期に映画を観たいな~と思ったのならば、この映画は悪くない選択だと思いますよ。

「今の気分はいかがですか」
「愚問だな」
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by lars.ff11 | 2008-05-24 02:36 | 映画