たるたる日和
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[映画]おくりびと
こんにちは。

久しぶりに映画を観てきました。ほんとは夏の映画をどれか1本観たいと考えていたんですけど、どの映画もなんとなく行く気が起きないまま9月に入ってしまいました。「インディー・ジョーンズ」の新作には少し心動かされたのですが、なんだか落ち着いた映画が観たくて。

で、「おくりびと」です。モントリオールでグランプリを獲得したらしいですけど、そんなことはどうでもいいですよ。自分が楽しめれば、それが良い映画なわけですし。ただ、グランプリ獲ったおかげで上映する映画館が多くなり、自分に都合の良い場所を選びやすくなるところだけは〇かなぁ。

この映画は、典型的な日本の映画です。大きな動きや派手な効果音や大掛かりな謎・・なんてものとは無縁で、心理描写をメインに淡々と物語をつむいでいくという。言葉にしてしまうと簡単なのですが、この「淡々と」の部分にほどよい緊張感を行き渡らせるのって、すごい技術だと思います。これが欠けると、ただの眠たい映画になっちゃうので。

物語の題材は、納棺師という聞きなれぬ職業。亡くなった方を、布団からお棺に移すのが仕事です。死体が相手の仕事なので、妻からはなじられ、友人からはうさんくさい目で見られ、街行く人からは臭うと言われ、ろくなことがありません。

ただ、納棺師の仕事には、言葉では表現しがたい美しさがあったのです。プロフェッショナルとは、かくあるものかな。死後硬直で硬くなった手を、ぎゅっぎゅっと手のひらで握り締めて、安らかな姿勢にさせる姿は、実に美しく魅力的。主人公はその不思議な魅力を目の当たりにし、周囲のブーイング(?)に迷いつつも、自分の仕事に誇りを持っていきます。

話の運びにも繊細な職人芸を感じさせますね。偉そうに言わせていただけば、かなりの良作です。ただ、ラストシーンは予定調和というか、ああいった形にしかならなかったとは思いますが、もう少し観客の期待を上回って欲しかったかな。あれを握ってちゃいかんでしょ。しかもスローモーションはあざといでしょ。むー。

主人公は元チェロ奏者ということで、様々な場面で、ものさびしげな旋律が奏でられます。エンディングのテロップ見てて気付いたんですけど、音楽は久石さんが担当されてたんですね。道理で。主人公がクリスマスにチェロを演奏するシーンは、おいおい場をしんみりさせてどうする!と笑っちゃいましたが。

この映画はこういうユーモアがちりばめられていて(特に序盤)、ワンテンポおくことで観ていて疲れを感じさせませんし、それがシリアスな場面を引き立たせてもいて、使い方がうまいですね。

ああ、やっぱり広末はかわいいです。基本的にじみーな映画なので、彼女のような華のある方がいないとバランスとれないというのもありますけど、ほとんどひとりで「華」の部分を担当できるのってすごいなーと素直に感心しちゃいました。

ひいきめもあるかもしれませんが(´з`)y-~
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by lars.ff11 | 2008-09-18 23:54 | 映画