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たるたる日和
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FF11 タルタルLiutoの活動記録などなど。リンクフリーです。

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[ゲーム]ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争(PSP)
このゲームがPS(プレイステーション)で発売されてから、もう10年も経つのかぁ・・。それが、このゲームをやり始めたときの率直な気持ちでした。

イラスト調のキャラクターがスムーズに動くムービーは一見の価値があります!このゲームは少々重いテーマを扱っているのでアニメチックにするのはおかしいし、かといってフルポリゴンというのも違和感が出てしまったと思います。そこで、このムービーです。素晴らしいですね。

そのムービーから一転、通常のゲーム画面に移ると、10年前の香りがほんのりと漂っています。いまどきのシュミレーションRPGに慣れてしまったせいか、テンポも悪く感じました。それでも!夢中にさせてくれるゲームとしての完成度があります。



FFの看板どおりのジョブチェンジ&アビリティシステムがもたらす奥深さと、キャラ育成の楽しさ。やたらとレベルを上げても、適当に駒を進めると下位の敵にやられてしまうシビアさ。シナリオとクエストのバランス。どれをとっても素晴らしいものがあります。

基本は、指定された場所に行くとイベントが起こり、物語が展開していくのですが、他の都市の酒場でクエストを受けたり、ちまちま経験値やJP(ジョブポイント)を稼いでキャラを強化したり、寄り道も楽しいです。

酒場のクエストは、酒場のマスターに「今日から冒険者Lv1だな!」とか勝手に認定されてもまったく嬉しくもないんですが、クエストで発見できた財宝や場所もキッチリ作りこまれているので、その設定を読むという地味な楽しさもあります。中にはゲームブック(懐かしい!)を彷彿とさせるようなミニゲームを楽しめる財宝さえあります。

つまりは、全てにおいて、とても丁寧に作られているんです。それが10年の歳月を経ても、変わることなく楽しめる、大きな要因のひとつだと思います。



PSP版ならではの楽しみといえば、新規追加のジョブがまず挙げられるでしょう。PS版ユーザーの夢だった(?)暗黒騎士ガフガリオンと同じ技が使えてしまうのです!(技の名前は違いますが)

このゲームで使用できるキャラは、自分で名前をつけて育成できるキャラと、イベント進行などで参入する固定キャラに大別できます。

自分で名前をつけて育成できるキャラは、ゲームの最初から共に戦い、育てていくことができます。一方の固定キャラは、使用できるようになる時期は遅いのですが、強力な固有技を持っていることが多く、次第に最初から使っていたキャラを2軍落ちさせていきます。それくらい強力ですし、ストーリーにもからんでくるので、愛着もわくのです。

でも、最初から共に戦ってきたキャラも、最後まで一緒に戦いたい!後衛ジョブばかりで細々と使い続けるのは悲しい!そんな想いに応えてくれるのが新ジョブの暗黒騎士です!(前振りがながくなっちゃいました)

暗黒騎士になるには色々と習得しなければならないことが山ほどあります。が、ひとたびジョブチェンジできるようになると、他の追随を許さない基本能力値、幅広い装備品類、そして強力な技を使用できます。

つまり、自分の命名したジョブが、まがりなりにも固定キャラと張り合える戦力になるわけです。それが嬉しいんです!(僕だけかな)



PSPで追加されたムービーは主に裏の主役であるディリータを描いたものが多いです。PS版では、ちょこちょこ出てきて、段々偉そうな格好になっていくのを眺めているだけでしたが、このムービー追加によって、ディリータの内面にも迫ることができます。

PS版では、イマイチ魅力が伝わらなかった「英雄」ディリータ。そこに追加部分で光を当てたと言うべきかもしれません。さすがサブタイトルに「獅子戦争」と銘打っているだけはあります(?)。



PS版では、適当に進めていたので、某キャラとの一騎打ちシーンでにっちもさっちもいかず、涙をのんでやり直しをしたヘタレの僕ですが、最後まで楽しんでプレイすることができました。少し重めのゲームですが、PSPを持っている方には是非オススメしたいです^^
by lars.ff11 | 2007-08-01 22:50 | 音楽&ゲーム