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たるたる日和
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[中国旅行記4]二日目「西安」
北京空港から西安への国内線に乗る。国内線だから、国際線より機体のグレードがすごーく落ちてたらどうしよう・・なんて心配しましたけど、杞憂でした。中華航空は国内線にも力を入れているようで一安心。

空の旅は、内陸部を通っているだけあって面白かった。雲の切れ間から中国の地形がはっきりと見える。大きな河、延々と続く山脈地帯。広いなぁ。山間部には段々畑が一面に広がっていました。これから行く山西地方は山がちだから、ああやって食料を確保しているのかな。

しばらくすると、機内食が運ばれてきました。朝食を食べたばかりだったし、正直あまり食欲をそそらなかったけど、これが昼ごはんだったら後が大変なので、少し無理して食べました。旅行ってグルメも楽しみのひとつじゃないの・・なに苦しんでんだろ。。

西安の空港はシンプルな作りで、空港の全機能が見渡せて面白かった。「空港」というよりは「飛行場」という感じでしたね。あたりは開けているから有名な西安の城壁がみえるかと期待しましたが、城壁があるのはまだまだ先みたい。残念。

○西安
西安は前漢の時代から明の時代まで長安とよばれていました。「長安」というネーミングながら、全市街を燃やされること2回、破壊・略奪されること数知れず・・という悲惨な目にばかり遭っている都市。渭水盆地の中心に位置し、周囲の肥沃な土地と、守備に適した地形から、「王府の地」とも呼ばれました。人口の増加に伴い首都の食糧供給が困難となってしまい、唐代以降は開封など東に政治の中心が移動し、以後西安が中心になることはなく、今に至ります。
現在の西安市は、6県7区を管轄する西部を代表する大都市で、良く整備された計画的な外観を持ちます。北西に位置する咸陽市とは、渭水を隔てて隣接する関係。

市内を観光しつつ、今日だけで乾陵、永泰公主墓、茂陵、咸陽市博物館に行く予定になっています。こう観てみると、全てが墓関係ですね。これは偶然ではなく、西安には古代からの墓が多く、バスの車窓からもその様を見ることができます。あちらこちらに小さな丘のような墓があったと思えば、巨大な山にしか見えない墓もある。

まあ、墓巡りは歴史巡りと同義と言ってよいから、好きな人にはたまらないですね。僕も中国の歴史が好きで、この旅行の前に勉強しなおしてきましたよ!かなり地味なコースだけど、興味津々です。


(乾陵につづく)
by lars.ff11 | 2006-05-19 23:53 | 中国旅行記